東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 3

新板絵入伊勢物語 : かうしやく付 2巻 下 - 翻刻

新板絵入伊勢物語 : かうしやく付 2巻 下 - ページ 12

ページ: 12

翻刻

【右丁】 みこうたを。かへす〴〵 ずし給ひて(■誦し給ふ也)。返しえし給はず((ふかくかんじて)。きの有つね御 ともにつかうまつれり。それが返し 《割書:|古今》一とせに一たびきます(一年に一度のひこほしを待やとなれは他人に◼️はかさじとなり)君待てばやどかす人もあらじとぞ思ふ かへりて。みやにい((みなせの宮也)らせ給ひぬ。夜ふくるまで酒のみ物語して。主の みこゑひて 《割書:|古今》あかなくにまだきも(みこのいらせ給ふをおしみて月のかくるゝにいひかけたり)月のかくるゝか山のはにげて入すもあらなん