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コレクション: STAGE1

諸國地震年代記 - 翻刻

諸國地震年代記 - ページ 5

ページ: 5

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弘化四年三月廿六日夜九ツ時大地震 俄にゆり出し信州善光寺門前 より出火にて町屋不残宿坊不残 焼殊に善光寺開帳のせつにて 参詣の旅人多く宿の者とも 死人数しれず近村悉く 潰れ松代の城崩飯山大崩 人死多く飯田辺中野へん 又は越後迄大にゆり丹波 川水へり河原となる四月 十一日水切出し巾一里余一ゑんみづと なり近むら人死多く越後辺まで けが人多くあり善光寺本堂二王門本願寺 無事にましますは三尊仏の光にてげに尊き              次第なり 安政元年六月十四日夜八つ時より大地しんにて伊勢一ゑん潰れ天照大神宮の 社はつゝがなく其外山田松坂津桑名四日市宿之町屋こと〴〵くつれ桑名ゟ 出火にて四日市まで不残やける夫ゟ東は尾張三河遠江東海道は濵まつ宿 辺までゆり出し道中すじは伏見宿辺迄宿〻大半潰れ水口宿にて出火あ り伊勢より西は大水いづみ辺まで北は京都大坂より丹波橋广辺まで ゆる京都は十四日昼九ツ時よりにはかに天掻強雨にて雷おつること数しれず 暮六ツ時辺に雨あがり同夜八ツ時より大地震ゆりいだす大坂は夜八ツ時 よりゆり出し筑後様の蔵ならびに御門長屋やへい崩其外所〻そんじ 天王寺辺は殊の外大ゆりにて近辺大破損同十六日大坂並に近辺は 大つなみにて人多く死ス又同日諸国海辺場所は所々大つなミ来る 伊豆下田表大つなミ人多く死スもつとも伊豆近辺其外関東ハ 地震ハ無之候