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翻刻
道(みち)中(なか)嶋(しま)大 合(がつ)せん
はいの死(し)人(にん)芸(げい)
【絵の中の文字】
小間もの品々/岡(?)本/芸人/質物通/安政二乙卯年/呉服の通/十月二日/玉帳
【このページには画像中央資料のみ、右の翻刻だけでよいと思われます】
【画像左資料は同じステージ2中ほどにページがあるが、以下入力分はこのまま置いておきます】
□まづの力ばなし
この□ろ地震のうはさ遠国まできこえ信州のなまづ
御当地へ下り地震の見舞は申さねども江戸のなまづと
こんいをむすびしばらくこゝにとうりうしてありけるにあるひ
あまりと□んなればなまつどじひげとひけとをむすび
あひそうはうのゑりにかけ首引(くびつぴき)をなさんとてたがひに
ちからをあらそひしが女房のあまづこれを見つけ
き□をけしてはしりより〽コレ〳〵そんなわるいことをなぜ
しなさるのじやどちらにけがゝあつてもわるいよしな
されととめるな〳〵〽イヤ〳〵ならぬ〽イヤサなまづの
ひげのきれるぐらゐはいといはせぬは〽そりやまた
なぜへ〽イヤサ伊賀越の平作はな〽どうしたへ
沼(ぬま)津(づ)ではらさへ切ツたはへ
なまづのま夫やきもちばなし
□はくひツ引をしけるにいつまで
しか□てしなくしやうぶもつかざりしがとう〳〵
信州のなまづのひいきをするにぞ