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コレクション: STAGE1

訓蒙 天然地理學 中 - 翻刻

訓蒙 天然地理學 中 - ページ 12

ページ: 12

翻刻

|平時(へいじ)の|水面(すいめん)より五尺以上十五尺の|高(たか)さにまで 至る、其|逆流(きやくりう)に|遇(あ)ふもの|損害(そんがい)を|受(うけ)ざるものなし、 〇|潮水(うしほ)の|高(たか)く|長(ちよう)ずるは、|新月(しんげつ)と|満月(まんげつ)の|候(こう)にあり 〇アマゾン【アマゾンの左に傍線】|河(か)|潮水(うしほ)の|長落(ちようらく)は、その|河口(かこう)より五百 里の|上流(しやうりう)に在て之を|認(みと)むべし、その|潮水(うしほ)|逆流(ぎやくりう)の |時(とき)は、|舟筏(しうばつ)|敢(あへ)て|下(くだ)る事|能(あた)はず、|故(ゆゑ)に|此(この)|河(かは)の|行程(みちのり)を 云ふに|潮(しほ)を|以(もつ)てす、|譬(たと)へばパラ【パラの左に傍線】と|号(ごう)する|地(ち)より |大洋(だいやう)に|出(いづ)るまでの|行程(みちのり)を|三潮(さんてう)の|距離(きより)と云ふが 如し、|即(すなは)ち|舟筏(しうばつ)|潮(しほ)|退(しりぞ)く|時(とき)に|当(あた)つてパラを|出(いで)て|河(かは) を|下(くだ)り、|大洋(たいやう)に|出(いづ)るまで、|二度(ふたゝび)|潮(しほ)の|長(てよう)ずるに|遇(あ)ふ、 この|時(とき)は|碇(いかり)を|卸(おろ)して|駐(とゝま)るべし、また|河流(かりう)の|間(あいだ)に |潮水(うしほ)の|激流(げきりう)せざる|地(ち)あり、之を「エスヘラ」と云ふ、 |即(すなは)ち|休憩地(きうけいち)の|義(ぎ)なり、この|處(ところ)に於て|筏(いかだ)の|小(しやう)なる ものは|潮水(うしほ)の|変(へん)ずるを|俟(ま)つべし    |河(かわ)の|大小(だいしやう) |河(かわ)の|大小(だいしやう)は其|流(ながれ)の|長短(ちやうたん)、其|水地(すいち)の|広狭(くわうけう)、|高崇(こうそう)なる |雪山(せつざん)に|相(あひ)|連属(れんぞく)する事、|及(およ)び|気候(きこう)の|乾湿(かんしう)に|関係(くわんけい)す、 以上|数事(すうじ)は|水流(すいりう)を|増長(そうちやう)せしむるものなれば、|関(くわん) 天然地理学 巻之二          十一