翻刻
きよねんの
くれから
【下へ】
まる一ねんとぼさずに
いたせいか
【下へ】
いつそ【一層】
きがとうく
なるほど
よくて〳〵
【左上】
ゆうぎり
なミだもろ
ともに
うらみられ
たり
かこつのも
ぼゞのならいていヽ
ながらそれハ
上ノ六
【左頁】
うハきなきよくどりと
とりそめたその夜から
こんなへのこがからにもあるか
はてなちやうすが
うれしくてひとの
くじりもよのまらも
しらかミ【白紙】でふくつひのつゆ【終の汁】そつと
とる手もこゝろせき
おけつのそこのよしあしハ
うれしいにつけかなしいにつれて
わすれた事ハない
夕霧
伊左衛門
【左下】
ほんに
おもへ
バ
これ
まで
ぼゞをふいたかみでハ
ふじの山をはりぬき【はりぼて】にし
よふとまゝだ