翻刻
/手(て)に手をとりて
かさヽぎのあふせを
/渡(わた)す/天(あま)の/川(がハ)
/笹(さヽ)にひと/夜(よ)の
/散(ちら)し
がき
【右下】
〽おかミさん/御亭主(たいしやう)
がるすだといふに
ごうぎにはやく
おきなすつたね
〽なァにの夕べ
朝皃がたい
そうつぼミを
もつたから
どんなに
ひらひたかと
思つて
ミにきた
のだハ
な
〽ほんにねへ
がうてきに
よくひらきやし
たしかし/朝皃(あさかほ)
より朝まらの
【左頁へ】
ひらいた所を
ちよつとごらんな
さいまい朝〳〵
これにハこまり
やんす
〽これさ
ふざけな
さんな〽もし
/後生(ごしやう)になり
やすたつた一丁
〽ヱヽも此人ァ
わるい事を
ほんにおそ
ろしくひら
いた
のう【左頁右上へ】
こんなになつた
時ハこまるだらうよ
のうかわいそうにちよ
つと入物をかすから
はやくやわらかにして
□□【おし】まいな