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【OCRのまま】
こゝへ来らせんと。ふところよりひるげのやきめし取出
し。ころ〳〵〳〵との給へは。さしもいかれる犬なれどやき
めし一目みてしより。くん〳〵とて尾をふりかけてき
たりける。山ぶし大きに肝をけしぬ。みな人扨も各別なる
きてんかなとがんにたへてぞわかれける
【女の死がいをかも川へながす事 付 仏果を得る事】
【二】何がしとかやいへる人のおくがた相果られけるに。今はの
時のいひおきに。我等此年まで仏共法共しらずして。か
くなりはつる也。殊に女はつみふかきよし。未の世いと心も
こなし。承はり及びし。むらさきのゝ一休は。今の世のだる
ま殿とやらんいふなる間。われが引導をはたのみ奉りて
えさせよと。念比にいひおきしかば。妻子なく〳〵一休へ