賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第17冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第17冊 - ページ 114

ページ: 114

翻刻

  屋根にのほり御きを供してもとの座にかへりつく  次長二人《割書:狩衣》庭上にすゝみ一拝して御拝の柱本につく  次長一人幣を持すゝみ権大工に渡す  次権大工《割書:束帯》幣をさゝけ一拝して祝詞ヲ申時に伶人   音楽を奏此時声掛声綱を以て千歳とうの声を   のふ棟梁長右の声に応して槌を打一度  次権大工二拝此時声掛万歳とうの声をのふ棟梁長又声   に応して槌を打こと西のことし  次権大工三拝此時声かけ永々とうの声をのふ時に棟梁   長槌を打はしめのことし終而長幣をうけさゝけ東   の柱もとに立てかけて退時に権大工退て此時伶人音   楽を止  次棟梁長随身声掛等各御屋根をくたり庭上にて   一拝して以前の座につく  次権鍛冶正大工以下庭上にすゝみ一拝して祠官并   作所の前にすゝみ一礼して退く  次祠官以下各退下 一立会参会被催披露如左  一正殿立柱御普請方江被聞合言上可有之且先達而及   沙汰候片岡社仮迁宮消息 宣下此節可被相願   候哉事 評ニ可被相願ニ決  一神器細工元保氏雄被相兼頼候尤某之祠官被致度   被存候仁は可為勝手候事  一来廿七日上棟ニ付出勤之諸役人江会所ゟ被申渡事