翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻79-81 - 翻刻

本草図譜. 巻79-81 - ページ 41

ページ: 41

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天竺桂(てんちくけい) やふにつけい 松浦につけい たも 山野に自生多く甚大樹となる葉の形/桂(けい)より大に紋脈桂と同じからす 櫧の葉の如し香気/芥草(しきみ)の気あり葉の間に三四花蕫をなして白 色五六弁の小花を開き実を結ふ杓杷子の如くにして三四/粒(りう)一処に 下垂(かすい)す熟して黒色となり上に白粉を生す樹皮をとりて桂と名け 出せとも気甚た薄く味ひも下品也/近来(きんらい)根皮(こんひ)を操て真の桂皮 と名け出すといへとも薬用に堪す樹皮よりは微しく辛味ありて優れり