翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻10-12 - 翻刻

本草図譜. 巻10-12 - ページ 55

ページ: 55

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【右丁 文字無】 【左丁】 香薷(かうじゆ)  いぬゑ《割書:和名|鈔》  山野(さんや)に多(おほ)し実(み)より  生(せう)す葉(は)は荏(ゑ)に似(に)て狭(せは)く尖(とが)り  秋月(あき)茎(くき)高(たか)さ二三尺 梢(こすへ)に穂(ほ)をなして小紫花(ちいさきむらさきのはな)  を開(ひら)く一方(かた〳〵)へ曲(まか)りて長刀(なきなた)の形(かたち)をなす故(ゆへ)になき  なた香薷(かうしゆ)といふ芬芳焦気(こげくさきにほひ)あり薬用(くすり)にすへし  大葉(おほは)の物(もの)は下品なり 石香薷(せきかうしゆ) いはかうじゆ  山中(さんちう)稀(まれ)にあり形状(かたち)香薷(かうしゆ)に似(に)て小(ちいさ)く花白色なり 【版心の中央】石香薷