翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻67-69 - 翻刻

本草図譜. 巻67-69 - ページ 11

ページ: 11

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【右丁】 同   舶来の   実の図 【左丁】 橄欖(かんらん) 橄棪(かんゑん)《割書:通|雅》 味諫(みかん)《割書:同|上》 感攬(かんらん)#1《割書:典籍|便覧》  嶺南(れいなん)暖地(たんち)に栽(うゆ)るよし喬木(きやうほく)となる其実渡る物 塩蔵(しほつけ)蜜漬(みつつけ)になす  ものあり生乾(せいかん)なしたるもの稀(まれ)に持渡(もちわた)ることあり肉は外にありて胡桃(ことう)の  如(こと)し尖りありて長く核(かく)も又 胡桃(ことう)に似(に)て長(なか)く大さ柯子(しいのみ)の如(こと)く両頭 尖(とが)  れり中に細長の仁 三箇(みつ)あり生乾(せいかん)の新(あらた)なるを植(うゆ)れは生す嫩葉(わかば)三  尖(とがり)ありて対生(たいせい)し長(てう)するに従て一葉互生す其葉 冬青(とうせい)に似て長(なが)し  大樹となるときは一茎に八九葉対生し胡桃(ことう)の葉の如くこれ全葉なり  嫩芽紅色を帯ふ寒を恐るの【ゆヵ】へ#2冬(ふゆ)は窯(むろ)#3中に納(おさ)むへし大樹は長崎  崇福寺及ひ薩州には多く実を結(むす)ふものあり花五弁白色女  負花に似て欑族(さんそく)すこのみよく毒を解(げ)し骨鮫を治すこの実  製し舶来するものを青果膏と云