翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻67-69 - 翻刻

本草図譜. 巻67-69 - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】 榧実(ひしつ) かや  大和芳野名産也又紀州 高野山(かうやさん)其外諸国にあり樹は  木木#1となる葉は樅(もみ)に似て葉の先 又(また)#2なく一針也春月葉の  間に花あり黄白色形木賊の花に似たり秋に至り実  を結ふ円くして両頭(れうとう)尖(とが)り緑(みどり)の皮(かは)を去(さ)れは中に核(かく)あり核  の中に仁ありしふかわにて包む仁味ひ渋し炙食ふ此木  堅くして材となすに宜し 一種 しろかや  中国より出つ形 同(おなし)くして稍(やゝ)円(まる)く黄白(わうはく)色 渋味(しぶみ)少(すくな)く上品なり  又 甲州(かうしう)より出(いつ)るしろかやは形小く円く黄白色 渋味(しぶみ)なく 【左丁】  上品なり 一種 くろかや  尋常(つね)のかやの如くにして形 短(みしか)く仁の外黒色を帯(を)ふ