翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻67-69 - 翻刻

本草図譜. 巻67-69 - ページ 24

ページ: 24

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【右丁】 檳榔子(ひんろうし)  四品 鶏心檳榔(けいしんひんろう) 【左丁】 大腹子(たいふくし) ビーナンヱカーレ《割書:羅|甸》 ビーナンシカール《割書:紅毛|語》     大復皮(たいふくひ)#1《割書:万病|回春》 腹皮《割書:同|上》  和蘭の書 物印忙(うへいんまん)に檳榔の類の写生あり葉(は)幹(みき)檳榔と同しく  唯 長(なか)き穂(ほ)をなし一茎に数十顆を結ふ其実(そのみ)李(り)の大さにして円し  これ大腹(たいふく)子なるへし舶来(はくらい)の檳榔の内に形円く扁(ひらた)くして大なる  ものを大腹檳(たいふくひん)といふ薬店(やくてん)にしてこれを檳榔(ひんろう)と云は非(ひ)なり時(し)  珍説に檳榔中(ひんろうちう)一種(いつしゆ)腹(ふく)大(おほいに)形(かたち)扁而(ひらたくして)《振り仮名:味|あし■ひ》#2渋者(しぶきもの)《振り仮名:不_レ似_二檳榔_一|ひんろうににず》尖(とかり)  長(なかく)《振り仮名:味|あし■ひ》#2良(よき)耳(のみ)と云是なり大腹子の皮は棕櫚(しゆろ)の毛に似て細(ほそ)し  檳榔の子にも皮あり相似たり時珍 雲南記(うんなんき)を引て大  腹(ふく)青時(あをきとき)《振り仮名:剖_レ之|これをきさみ》《振り仮名:以_二 一片_一|いつへんをもつて》蔞葉(ろうやう)及(および)蛤粉(かうふんを)巻(まき)和(くわし)《振り仮名:食_レ之|これをくろふ》といふ  蔞(ろう)葉は和名さんま#3土蔞藤(とろうとう)の略なり蛤ははまくりあかゝ  ひ䓁を云大腹子も亦食することを云 檳榔(ひんろう)と一類なり