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コレクション: STAGE7

風俗畫報臨時増刊第百九十七號 明治三十二年八月諸國災害圖會 - 翻刻

風俗畫報臨時増刊第百九十七號 明治三十二年八月諸國災害圖會 - ページ 55

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翻刻

【右側上段】 特製純銀振出箸 【箸の挿絵にふり出しの文字あり】 丸型無地 二円     同彫刻附 二円五十銭 八角無地 二円二十銭  同彫刻附 二円七十銭 四角無地 二円三十銭  同彫刻附 二円八十銭 (各繻珍袋桐箱入但御紋彫刻御好次第廉価調進仕候) 風流御莨入 【煙草入れの挿絵】 百円           七十五円           五十円           四十円           三十円           廿五円           廿円           十五円           十円           七円五十銭           五円           三円五十銭           三円           二円五十銭       (逓送料実費申請候)    右の外弊店は御好みに応じ確実を旨とし諸品  共廉価調製仕候間陸続御用向之程奉希上候   為換振込所は南伝馬町郵便局郵券代用一割増       東京京橋区南伝馬町三丁目十六番地 《割書:貴金属美術細工袋物|専売特許懐中香水吹 》丸屋商店   電話本局二十番   金子直吉 【右側下段】    定価改正広告 文部省検定済 東京府師範学校教官大橋雅彦先生編画 《箱:小学 本朝習画帖》   尋常科用全八冊●正価金四拾四銭郵税六千自一至   四一冊金五銭五厘●自五至八一冊金六銭●郵税一   冊に付金弐銭   高等科用全八冊●正価金五拾八銭郵税八銭●自一   至四一冊金七銭自五至八一冊七銭五厘郵税一冊に   付金弐銭 右之通直段改正仕候 小学用毛筆画帖世間其数多しと雖も多くは 編成の順序を誤り或は用筆粗雑に過き以て 手本となすに足らす偶々技術の取るへきも のあれは多くは教育に経験なきものゝ手に なり画題高尚に渉りて児童の能力に適せさ るものゝみ大橋先生夙に之を憂ひ多年教育 に従事せられたる経験と学識とにより師範 学校生徒に授けらるゝ処と附属小学生徒習 字の実験とに徴し且つ一般小学校の実際を 参考し猶教育諸大家の意見をも叩き再三訂 正の上編纂せられたるものなれは小学習画 帖中他に比類なきを信す乞ふ陸続御採用の 栄を賜はらんことを  発行所 《割書:神田通新|石町三番地》 東陽堂支店 【左側】 最近 大日本帝国全図 比例尺百萬分 十五枚綴 調査         定価金□            仕立帙入金一円八拾銭 本図は農商務省地質調査所に於て累年の苦辛経営を以て編製し出版せられたる最近の帝国全図なり其編成の方法たる海軍省 水路局測定の経緯度及び参謀本部測量局の三角測量点を以て海陸山位の要点を置き次に所員の地形図参謀本部の地形測量及び 内務省地理局土木局の局部測量等に拠りて細部の地形を補填し各港の湾状海岸の婉曲は海軍省水路局発行の海図に基き其の細 部は府県管内図を以て補ひ新版図たる台湾等を悉く載せて漏さず地名は専ら地方の通称を襲して実際の使用に便せられたり今 回弊堂出願して同省より版権の譲与を得て世に之を出版す最近の帝国地図にして鮮明詳悉なるは恐らくは此に勝るものなかる べし実に座右に缺くべからざる者なれば大方の諸子陸続御購求あらんことを希望す 【縦区分線】 【これより二段組、上段】 文学士藤岡作太郎君平出鏗二郎君合著 日本風俗史 全三冊 三版出来       正価上巻金八拾五銭、中、下巻金壱円八拾銭       郵税一冊金拾弐銭   上巻《割書:自太  右|至源平時代》 中巻《割書:自鎌倉時代|至豊臣時代》 下巻江戸時代迄          此書は我国社会の発達風俗の変更を詳述したる者にして国家の 組織貴賤の状態宗教より迷信に及ひ教育より人情に至り衣食住 の俗冠婚葬祭の式年中の行事歌舞遊戯の風等社会に顕はれたる 顕象は網羅して遺すことなく期を別ち章を改め叙するに流麗の 筆を以てし文の表はし難き所画を以て補ふ 【縦区分線】 ◎外交通商史段   《割書:定価金九拾五銭|郵税金拾銭》 《割書:珍|稀》図画 数種入 《割書:全一冊 (中本三百頁余) |洋本クロース表紙美製 》 此書古来外交及ヒ通商ニ関スル事歴ヲ叙述シ遂ニ今世外交ノ失錯内政ノ頽敗ニ及 ビ直言痛論毫モ憚ラズ読者ヲシテ感奮又憤慨ニ堪ヘザラシム殊ニ古来金銀ノ外出 ノ額ヲ検究シ金貨本位制ノ断シテ実行シ能ハザルコトヲ予言シタルガ如キ全ク尋常 ノ所見ニ異ナリ苟モ政事経済ヲ言フ者ハ勿論実業者モ亦必ス一読セサルベカラザ ル総要書ナリ 【下段】 故土肥竹島翁書 《箱:百体福寿》 全一冊      正価金三拾銭      郵税六銭 百福百寿の字体、概ね染織の工、帯地、袱の古代模 様に用ゐ、雅人適〻軸となせるも、其体頗る頽壊し て、殆むど見るべきもの鮮なし、況や百禄をや。篆 の字たる書き易からずして通じ難し、随て誤謬多 し。故人土肥竹島翁書する所の百体福禄寿、嘉永 年間刊行延寿堂の蔵板なり。今回弊堂に於て之を 再板せり。字々活動、神気充溢、加ふるに特技の石 版刷なれは、甚だ鮮麗にして、一も虧缺するなし。 世に染織の工、よつて以て其好標本と為すを得 べく、文人墨客朝夕坐右の銘。長老繙ひて心神自 から怡悦たらん、乞ふ一本を購ひ玉ひてよ。 発行所 《割書:神田区通新|石町三番地》 東陽堂支店