翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

娜二代鉢木 5巻 - 翻刻

娜二代鉢木 5巻 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

【右頁上】 じよふく仙人【徐福仙人】にふじ さんに天くたり きんくは女をい ざないとそつ のないゐん へつれ行 給ふ はとりひめ 新てんとかとりひめの死 さまおそろしき事に思ひかたへに しのぶ折からふゑのはれつぐ此所へ 来りき弥八がおしへにまかせかの所 をほりうがち羽衣をとりあくる所をはとり ひめゑたりやとよろこび身にまといたちまち 天女のかたちをけんし【顕し】こくうにまい上る 【右頁下】 はれつぐ ぶがくの一くはん【舞楽の一巻】 をさづかり悦ぶ 【左頁上】 ぜんざい〳〵われはこれとそつのくはん女きんくは女なり あやまつて羽衣をうしなひ下かいのまじはりをせし所に 今はからずもはれつぐがためにはごろもをゑたり そのあたひとしてなんぢがのぞむばんしうらくの一くはんを あたへる 【左頁下】 まつた新てんとは十かいの すまいあいれんのよしみ などはおしけれど羽衣をゑてはへんしも下かいに【片時もカ】 おる事かたしなごり おしやさらば〳〵と とくどゑんまんの たからをふらしくらんど にあたへ五しき の くもまに 入給ふ