翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻5-6 - 翻刻

本草図譜. 巻5-6 - ページ 49

ページ: 49

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【右丁 挿図あり】 しゆづねの木    豆(づ)州 天城(あまき)山に産す    葉 圓(まる)くして尖(とが)りあり    高さ一尺はかり刺(とげ)あり    五辨(いつへら)の小白花を開き    実を結ふ紅色 南燭子(なんてん)    より小也根 蓮珠(れんじゆ)をなす    一種 細葉(こまかきは)のものあり    葉は寿庭(じゆてい)木《割書:アリ|トウシ》の如に    して小なりこれは根 連(れん)    珠(じゆ)をなさす刺虎(しこ)の    属(たぐい)なり 【左丁 挿図あり】 かきのはぐさ    山城国天台山及 甲州(かうしう)に産すこれは草木なり    春 宿根(ふかね)より生し柹葉(かきのは)に似て軟(やわらか)なり茎(くき)高さ    七八寸末に穂(ほ)をなして黄色(きいろ)の花を開(ひら)く形    唇(くちひる)の如(こと)く形 壩歯花(はしくわ)《割書:ムレ|ス〆》に似たり 根黄白色連(れん)    珠(じゆ)をなすこの物 蘇頌(そせう)方 山葎根(さんりつこん)の類(るい)なるへし