翻刻
【右丁】
卯花や膳出すはかり郭公 呉丈
【左丁】
【上段】
七十三
卯花(うのはな)
花ごふん付立しべしわうの具にて付立葉
縁青草の汁わりくま筋書
杜鵑(ほとゝぎす)
#1
杜宇 子規 子雟 蜀魄
鶗鴂 鶙鴂 鷤■【䳏ヵ鴂ヵ】#2 買䤥
時鳥 ■【霍ヵ】公#3 別都頓宜寿#4
觜墨頭薄墨くま背中うすすみくま
濃墨にて府を付ごふんかき入はらごふんくま
うす墨にて府を入ごふん毛かき風切尾
ともに皆同じ口のうち紅のごとし
【下段】
七十四
鶏冠(けいとう)#5 《割書:鶏頭花》
花赤は肉色上朱くまゑんじにてつゝき
黄はごふんくまごふんにてつゝきもとより
しわうかけ葉元より縁青ぬり先よりゑん
じくまゑんじにて筋書茎白ろくぬり草
の汁くゝりゑんじきほひくまどるべし
𩿦(ましこ)
觜うす墨頭うす墨くま合わうどかけ
ゑりより背中墨くま風切尾墨ふち
ごふんくまむね丸くごふんくまとり外ゑんじ
くまゑんじつゝき下腹ふんくま同毛書