翻刻
【右頁上】
さいめうじ■頼よりのちよじをゑちごの守
光時と立あらわし上使のおもむきは
くわんばくの娘をやうし【養子】にせしはせい
てう【成長】ののちしんわうとめあわせ
むほんのねさしありとうたがい
かゝやうし【養子】
せしあや
こ
ひめの
くび
をみつべしとの
じやういさしあたるなんたい【難題】ゆへ
何とせんとつねよにとひ
梅さくら松の元を給はて
占をひきみる
さいめうし時頼入道四郎十郎
源孝太 友右衛門
つねよいつれをきらんと
とうわくしひめになけきし
桜木をきりみかわりを
たてんとおも
【右頁下】
つきはし【継橋(常世の継母)】
広右衛門
源左衛門
つね世
幸四郎
【左頁上】
つね世幸四郎わがこたまつさ
をあやこ姫の
身がわりにせんと
したひ来りし
女ぼうにわざと
つ
れなく
あたりむほんにんあさ
はらが
いもとなることを
しりりゑん
じやう【離縁状】をわたし
のちにりゑん
としまぢかい【間近】を
みてまこと
をあかし
しうたん【愁嘆】
す
此■経 松永忠五郎
めりやす【メリヤスは長唄では楽曲を意味するが、義太夫では旋律を意味する。長唄のメリヤスは手ほどきに使われることが多い。その理由は曲のテンポがゆっくりで簡単な手順で構成されているため】くきの夕べ大てがら〳〵
【左頁下】
しろたへわかみを
くやみじかい【自害】
してみがはり
のやうすを
きゝおつとの
こゝろざし
を
よろこび
さいご
しろたへ 半四郎
実は
あさハラ