翻刻
【右丁】
青もちは 【短冊内】 【瓢内】雲停
【短冊内】 京都には ほそ葉斑入茶 【短冊内】
【右から横向】 至て 茗 ふくりんだい〴〵 回
あをもち 稀なり 【細葉斑入茶枝図】 【覆輪橙枝実図】 青
【青もち枝図】 漢名 橙
不詳
常の南天の葉にて
くせなく丸く枝をうけ
しけるなり
はしめかけ斑に
出後白みある 【短冊内左より横】
斑にかへて 姫まる葉なんてん
十月の比より 水の白ふ南天
極黄になる めだしに紅なくはしめ
【黄斑南天枝図】 斑みへすくきは
南燭 至て赤し
極黄の かけ斑より
斑は末 極白ふになる
他に有事 【後冴白斑南天枝図】 【姫丸葉南天枝図】
をきかす
【短冊内】黄斑なんてん 【短冊内】後さえ白斑南天
【左丁】
【白斑緋ぼけ山茶花枝図】 【黄斑山茶花枝図】
花は 【短冊内】 【短冊内】
極緋にて 白斑桃ぼけ山茶 黄斑さゞんくわ 【実生白不斑山茶花枝図】斑は極白 【右から横向き】 【右から横向き】
の上斑 【短冊内】
なり 《割書:実| 生》白ふさゞんくさ
山茶花の 【右から横向き】
うち
最上の
品といふべし 実生白斑
さゝん花は
斑形色あい
とも上好
伽羅引は芽し の品なり
青かば色にて後
雪 雲母を引たるか
くらへは ことし
花白し
【斑山茶花雪くらべ枝図】 【伽羅引山茶花枝図】
【短冊内】 【短冊内】
斑さゞんくわ雪くらべ きやら引さゞんくわ
【左から横向き】 【左から横向き】
【瓢内】雲停