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翻刻
《割書:三十五度》
九 日 霜ふる快晴西風さむし
《割書:四十三度》
今日も明方ゟ大砲之音いたし申候
宇都宮戸田様御人数又々来ル
両三日已前松平大炊頭様切腹被 仰付候由」
松平大炊頭様 〇(〇御)事官位被召放且又
公儀御人数敵対候ニ付重キ御咎被
仰付主税頭様御事は戸澤中務大輔殿へ御預
ケ大炊頭奥方は小出伊勢守殿【「様」を見せ消ち】へ御引取御家
来は松平讃岐守様御家来へ御預ケニ相成候
趣御触有之候事
今日田沼様湊 〇(〇近)辺陣々御廻り 〇(〇ニ)御出張ニ相成候
よし
十 日 朝よりくもりさむし終日くもり空に
《割書:四十五度| 》 て夜中はれ
今朝は明前ゟ大炮之音夥しくいたし申候夜
八ツ時位敵方より押寄大合戦之よし
十一日 朝より薄くもり
昨日は敵馬渡り中根辺ニ固居候人数ニ切