← 前のページ
ページ 174 / 178
次のページ →
翻刻
仁者は寿しとかや爰に大高氏の御仁志実
ニ感不少かくて永々御懇意ニなりしもお
ほろけの縁にはあらす全他生の深縁のし
からしむる所と悦ひ思ひしに光陰は矢の
如しとや最はや極月にもなりぬれは帰り
候ニ至るつるをいふ侍りぬ
ことの葉の深き御縁を結ひしにけふは別
れの涙はつきせん
右
阿部雪春
公辺御目付日根野藤之介様下町へ御逗留之
節
追討に出張の前日あらし吹けれは
武蔵野にあらし吹たて小筑波のみねの白
雲今やはらさん
弘 敏
是は絹地へ認候
短冊へ
所々戦争の跡を見て