茨城大学図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: 大高氏記録

巻11 文久甲子年 日記帳 - 翻刻

巻11 文久甲子年 日記帳 - ページ 69

ページ: 69

翻刻

 御所を乱入炮発いたし朝敵之賊等即時ニ過  半誅戮ニおよび凡  皇国ニ生る者誰か尊王之道を不知ものハ有  之間敷候然ルニ長州人之暴行之如キハ甚可  悪ミ依之長州一藩討取可申段従京師被  仰出候間是等之儀も篤ト相弁へ心得違無之  樣精々御申諭被成候樣可被申上候事   但本藩之家来ハ勿論未家共他出罷在候者    ニ至迄可成丈急速本文之趣行居候樣可    被致事  八月十日松平大炊頭樣御着之よしニ而吉田  薬王院江多人数御着其節懸合向も有之候と  相見七軒町辺諸生ニて御固メ有之若年寄天  野伊豆樣并御使番御徒目付等薬王院ニ御出  ニ相成御懸合申七ツ半時比俄ニ吉田明神山  ゟ大炮并小筒等七軒町御固メ之方へ打懸候  由ニ而七軒町御固メよりも大炮小筒等打懸  候よし天野樣ハやう〳〵逃候而翌日上町通  ニ而御帰ニ相成候よし御使番ハ鉄炮之中を  乗ぬけ候よし御徒目付鈴木茂衛門と申ハ数