翻刻
【右丁】
一種 とさかのり《割書:和名|鈔》
鶏冠菜(けいくわんさい)《割書:同|上》
肥後赤瀬の産楠本氏の
蔵図大和本草に其形 鶏(とさ)
冠(か)の如し食(くら)ふへし紅色なり
石に付て生(せうす)といへり本朝食
鑑に状 鶏冠(けいくわん)の如(こと)くにして小
歯あり深刻あり深紅色味
ひ美(び)ならす淡味をもつて愛(あい)
す此も亦海浜石上に生す
古は三河伊勢志摩紀伊
石見 等(とう)の州民(くにたみ)部省(ふせう)に真献(しんけん)
す今亦処々多くこれありと
いへり
【左丁】
一種
とさかのり
松前の
産
【右下】
一種
ほとけのみゝ
同上
【十行二字目「あ」は別の字の上に書いたように見える】