Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4606 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 4606 (2) - ページ 11

ページ: 11

翻刻

千年にもかわらぬ色を君か代の    三寶院  ためしにそふるにはの呉竹  寬興 勧修寺 代々ふへきみきりのたけやひさかたの  空のみとりにちきり置らん                桑門円空 西洞院入道 いまよりの御幸になれんふしことに  千代をこめたる軒のむらたけ 尭然 妙法院 すくなるをきみかこゝろにならひつゝ  みきりの竹もいく千代をへん 尊覚 一乗院 千年ふる松もしらしな呉竹の  世々につきせぬ君かちきりは 良光 秋津州の外まて御代を悦かな  かはらぬたけをためしに   道晃 聖護院 代々かけてかはらぬ色はくれたけの  末なをとをきちきりならまし                道周 照高院 葉かへせぬたけをためしに我君の  おさめしるよのすへそ久しき 最胤  梶井 千尋あるみきりのたけの代々をへて  かはらぬいろは君そ見るへき                公海 毘沙門堂    右以上六拾二哥之聞書哥(?)人次第不同    八日   御馬    九日   御能      山科の新藤   かいこ もろこしたうたいのしゆんしうはまつりことを天下に ほとこしわかてう北山の行幸は名をこうたいにつたへ たりましてや今はとくたくのあつきこと重陽にさける きくの露つもつてかねていくよのふちをあらはしせい ゐんのしけきこと四つの時かはらぬまつのいろふかく 猶も千年の秋をしる古今にたくひなき君か代の めてたかりける時とかや  三十郎     大 少次郎 笛 又三郎