翻刻
からすのなかぬひあれとわするゝひまはないわいのとハ
きついうそそれにもねのとけぬがあり
からすハ一日もけたいなしからすのやふに
かせいだら金のおきところハあるまい
はるのよのあたい千きん
なつのよのあけやすく
おふてまもなくはや
しのゝめといづれも
からすをにくむも
わかきうちなり
ひのもとのめいてうにて
つきのかけにハうさきを
ゑがきひにハからすをゑがく
なればしよてうにすぐれたるなり
ほとゝぎすとハいへとも元日のあけからすにハおとりけり
こゝをもつて長哥にも元日ばかりミな〳〵さんが
よろこびからすとハもつとも
せんはんなりけり
【右下】
通笑作
【左下】
清長画
207
1743