翻刻
うかいのうたいのとふり
此川なミにはつといり
おもしろのあり
さまやそこにも
見ゆるかゞり火に
おどろくうをゝ
おいまわし
ひまなく
うをゝ
くふときハ
つミもむくひも
のちのよもわすれ
はてゝおもしろやと
つたなかりけるせつしやうとハ
おもへともこのわざにて
しんミやうをいとなミけるが
うもひさしくかせをひき
しやうばいをやすんでいれば
からすもうちにいてきのどくに
おもひうなぎとりにいで
しつけぬ事ゆへあつふうかあ
うのまねするからすハ水をのむと
すへのよまでもわらひぐさになりけり
からすはかんどうの身にてぜに壱もん
つかわずいたる所へどふゆふわけやとしれねとも
すこしのかねをからすかねとやらにかし
わづかのまにきん〳〵となり
ほんまつくろ
くろ
じ
たて
に
て
よしわらとでかけ
おもわすさきが
たかいにあいさつもせづ
わかれけれどもこれより
さきと
からすのあらそひに
なりけり