翻刻
間も無候所大高之名前を偽り買立候段不届
至極ニ付右之者も疾と相糺出入さし留候様
可致と新宅江申聞候事
松兵衛事毎日うか〳〵いたし居丑三月中庭
の家根へ芝をのせ候所花狭【ママ:「挟」の間違いか】を持出いつ方へ
置候や相わからす候よし
又三月十三日夜江戸ゟ向新宅安吉等下り候
ニ付折節府中酒四斗樽ニ而取置候蔵へ入置
候間夫をいださせ候所聢と【しかと】呑口をいたさす
候間翌日蔵江参り見候得ハ板ゑんニ酒押な
かれ居候間見候所呑口ゟこほれ候三四升も
なかれ候様相見申候何事も心を不用只うか
〳〵といたし居候間右様之仕抹と相見申候
丑四月中万助参り釘屋へ用向有之参り居候
所見せ兼吉使ニ参皮のたはこ入ときせる筒
と持参いたし金ものを打かえ候よし其節釘
や之若もの右之皮をほめ候ニ付万助も気を
付見候所古キ品ニ而金もの打替候代銀五分