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コレクション: STAGE1

[諸国災害記録] - 翻刻

[諸国災害記録] - ページ 20

ページ: 20

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浅間しや富士より高き米相場  火の降し中に灰の降しとは 葛西総州松戸宿名主ゟ御代官所伊奈半左衛門御鳥見方在宅え 届差出并口上ニ而申候書付    乍恐以書付奉申上候覚 利根川は源上州利根郡ゟ出からす川かんな川下ニ至て きぬ川抔と合シ総州関宿ゟ二流となり一ツは東銚子口 より海に入一ツは総州武州之間南葛飾浦入申候当七月 六日の夜震動同七日朝曇候得共雨気無之砂すこし 完降夜入別而震動仕八日朝ゟ晩方迄所ニ寄砂三四分 降申候 一利根川筋九日朝より破損之家其外雑貝仏像経并死人  牛馬戸等打砕夥敷流為此通舩難仕候川魚悉死  水色赤く黒く渇り水増十一日暁より死人拾人廿人  五十人程流来甚臭気強御座候其外生木大木  三四尺程ツゝに折楊枝の如く裂焼石の様成軽石流  申候女人拾人斗ツゝ細引様之物ニ而つなき合たる死  骸流れ其中ニ機織姿之侭ニ而来る女御座候多分  は手足離流申候各流骸多くハ裸に而御座候 一乗馬と存候髪いかにも素廉に結候馬流申候是田舎  は無之馬打寄不審仕候 一松戸町え閻魔の破像書籍抔取上ケ申候