デジタルアーカイブ福井の資料を翻刻

コレクション: 松平文庫

温古集 四巻 - 翻刻

温古集 四巻 - ページ 103

ページ: 103

翻刻

【右項】 尽力福井の幸福たる事別ヶ条新聞之部に書ける ゆへ爰に略せり然る処将棊之盤の駒ならて 部を編てし 王将の開き玉へる越国の名跡 考井上先生の編纂せられしを自在の功ある 金将のこたひ一番さして見んと増補をおぼし 立れし由益重宝之国書と可成趣向は車も 馬も及ふものかは銀にて出来る事てもなし歩兵如きの とや角と助言を論する所にあらす必出来 あらんには原書と共に金満第一之重宝と して永世保存可在事也 【左項】           土屋十郎右衛門                貴純 右性質実真士道之本業たる武術諸道に 達し師家七ヶ所之免状を請其内甲州流 軍学を初め三家之古老印可也天保十四年 御目付役兼御《割書:御役無之総指は勿論内外共諸役等之事務|案皆御目付役之伺を不経といふ事なし》 武芸掛り拝命安政五年迄本業之職業は 勿論武芸御引立之御趣意に尽力且其頃より 何となく世上不穏天地変動之前兆よりして