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コレクション: 松平文庫

温古集 四巻 - 翻刻

温古集 四巻 - ページ 108

ページ: 108

翻刻

【右項】                奈須泉石 奈須家被召出之元祖に而格別之能筆なり                御頼池 右京都之人奈須泉石之弟に而同時に被召出後代 御坊主に成数代相続す此人鷹を画くに妙を得 元来鷹には四十八鷹とも云由にて数多種類有しを 尽く穿鑿絵襖或は屏風幾雙たり共悉種類之 羽毛形容を分ち放鷹を業とせる族も皆々感賞也 ある時去る方之屏風能々上出来にや有けん 【左項】 飼猫飛付しと言へり                鶴沢養琢 格別之能筆に而被召出生質酒を好み気随之行状 に而他人之依頼は勿論仮令君公之御用に而も気に 不応時は容易に不認酔興之上は一入出来よかり しと也右一代に而子孫は御絵師を辞于今姓氏残れり                梅野江雪 狩野興碩之門人に而能筆を以扶持を賜り後代ゟ 御旌旗馬験を初高知高家寄合番外諸物頭 末之番外等自分指物其外諸士番組与力番指物等