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コレクション: 松平文庫

温古集 四巻 - 翻刻

温古集 四巻 - ページ 97

ページ: 97

翻刻

【右丁】 田中の大徳能書たるを以頼しに文中誤有 とて添削を加わへ見事に認有しに雲洞先生 殊之外立腹是非共応対し上研究立伏 はやと直様支度を調へ追取刀に而田中の 宅へ赴しに温順之挨拶振何となく博学 篤実之容貌に感し何共言ひ出さて帰宅し 同人初右之由を語りゑらく言い伏んと思ひの外 大徳之威風尋当之人にはあらすと言われし とそ   乍去右之訳により今以終に            不建して止しと也 【左丁】              半井南陽               元冲又仲菴     半井南陽墓表 凡有生者必有死而則喜死則哀是人情之常 胡越不相識者且然况於親厚之人乎嗚呼𦾔臣 南陽客歳下世其子澄乞余文以表其墓願余 不文非其人然曽有君臣之契且其在世時親厚 之而知其志知其㓛者莫余若焉則義不可辤 南陽姓和氣清麿之後裔也以半井為氏諱 保字伯和通稱元冲又稱仲菴南陽其別号