賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第63冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第63冊 - ページ 88

ページ: 88

翻刻

出殿先出御前窺御機嫌、于時今度齢松院殿 事、去月廿五日午刻昨夜死去之旨御披露有之、 同夜戌刻妙傳寺方丈へ養生下ケ有之、同廿七日 戌刻、於寺門葬送也、仲間惣代村上実柄参也、依之 五旬ハ廿四日より之御日取御混穢ハ廿七日よリ三十日 也云々、其後廿九日殿下初而妙傳寺へ御参詣有 之、引上初七日夜ニ付而也、 ○今日堀川より為産之祝義鏡餅一重来、 六日癸丑晴、巳刻殿下妙傳寺へ御参詣有之、二度 目也、今日引上三七日晝夜也、予ハ供ニ参、殿下御着、 用/鈍(ニビ)色之御小直衣生絹、同色御袴練絹黒添也、 御太刀銀作、白御服紗添、御扇子鈍色黒骨、烏帽子 之緒浅黄等也、尤鈍色ハ諒闇之服ニ而、落雲色と 而鼠色也、御供方、諸大夫已下如常着麻上下、但着管 笠、途中惣而無御禮節掛り、諸大夫已下御近習迄 何れも喪服ニ而門に相詰也、未半刻斗還御、 ○堀川弘業方へ為産之歓肴一折・鱧一喉・赤貝五 等、保子より為持遣也、○今日神社頭當番也、家翁 代勤給了、尤予来月四五日夜食為持番之處、此 比相番保欽故障ニ相成ニ付繰上ゲ、予より今夜為 持遣之也、 八日乙申晴、去ル五日御家門へ出勤、混穢之後今日初而 下宿ニ付、於宅ハ今日より構別火別間路子ニ張、混穢 札也、