翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻31-33 - 翻刻

本草図譜. 巻31-33 - ページ 16

ページ: 16

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【右丁】  木蓮(もくれん)は人家 稀(まれ)に栽(うゆ)蔓(つる)に鬚(ひけ)ありて木石に粘着(ねんちやく)す年(とし)を経(ふ)る物(もの)は根(ね)樹(き)  の如(こと)し葉(は)は柯樹(しい)に似(に)て厚(あつ)く光沢(つや)あり白汁出つ蔓(つる)の梢(こすへ)枝(ゑた)の間(あいた)に花なくして  実(み)を結(むす)ふ形(かたち)無花果(むくはくわ)《割書:いちゞ|く》に似(に)て狭(せは)く長(なか)く母指(おほゆひ)の大さ熟(しゆく)すれは紫黒色(しこくしよく)中  空(うつろ)にして細子(こまかきみ)皮(かは)の裏(うち)に附(つき)味(あしはひ)甘(あま)し 【左丁】 一種 ひめびたい  蔓(つる)細(ほそ)くして木石に貼(てう)し細葉(さいやう)  二三分にて皺(しは)あり年を経(ふ)る  物(もの)漸(やうやく)蔓(つる)指(ゆひ)の大さ此実(このみ)花な  くして結(むす)ふ形(かたち)木蓮(もくれん)と同(おな)し 【版心の中央部】 ひめひたい