翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻31-33 - 翻刻

本草図譜. 巻31-33 - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】  処々(しよ〳〵)山野(さんや)に多(おほ)し多くは松樹(せうしゆ)に貼(てう)す蔓(つる)に鬚(ひけ)あり其先の疣(いほ)樹(き)の皮(かは)に粘(ねんす)る  こと守宮(いもり)の手(て)の如し嫩葉(わかは)は三(みつ)の尖(とかり)あり長(てう)すれは葡萄葉(ふとうのは)の如(こと)く梢(こすへ)に夏(な)  月(つ)淡黄色(うすきいろ)の小花 攢族(さんそく)し実(み)は蛇葡萄(しやふとう)《割書:のふ|とう》に似(に)て小く青黒(あをくろ)色なり秋(あきの)  深(すへ)にして葉(は)紅色(あかいろ)に染(そ)む 【左丁】 扶芳藤(ふはうとう) 一名 杜芳(とほう) まさきのかつら つるまさき  山中の樹(しゆ)に貼(ねん)す  形は絡石(らくせき)に似(に)て  葉はまさきに  似て狭小(せはくちいさ)く対生(たいせい)  す 【版心の中央部】 扶芳藤