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翻刻
故を以水路関係之面々ゟ依頼取締世話
致候処猶又今度之一件に付旧記は勿論絵
図等に尽力委敷出来候間永々相続
保存して書継最早今度之如き渇水
困難論無之様と思ひ由来を認置
右に付而は廃藩之際尽力保存献納せし
上水之御記録外に絵図等も用に立てり
一治水堤防用水一件は矢野虎太氏旧藩
中格別尽力有功之人に候処今度旱天
にて前書上水を初諸方之用水困難を訴出
候に付而は掛り官員之衆中繁忙流出取計
有之と雖とも不容易儀に付旧藩以来之所置
矢野氏へ御調に付一層抽丹精勉励微
細之記録絵図等出来に付而は永々へ伝へ仮令
後世如何様之御趣意に成るとも太切に保存
有之度此段連々申伝へ其時節に当れる人
無油断取計あるべき事なり