翻刻
【右丁】
ゑさしざほのとりもちだけすつはりいろ事に
なり此上はころばせる一だんになりければやね舟【屋根舟】
むかふじま【向島】とでかけ
みめぐり【三囲】のとりゐさきにて
かのげいしやが
さきへたつてゆく
所をねらいすまし
てどふとつきこ
ろばしけるぞむ
ざんなる
【イ】
サア
すつはりとこ
ろばしたぞ
【ロ】
そのころんだところを
ほつてみやれ大かたかねが
出やうそれでさしひきにせうはさ
【ハ】
まわしだまつてゐろ
てめへにも一ふんだぞ
【ニ】
ひさがしらが
あいた
いたさは
鳥居たつ
ばかりだ
是はあふない
〳〵〳〵〳〵〳〵
【ホ】
もしたんな御しうぎ三分の外
ころびちんが一ふんでござります