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魯西亞船下田ニ而津浪大船傷れ出来候ニ付
御修覆之義奉願石川嶋より御修覆御用ニ而
罷越可申と御達ニ相成候所下田ニ而修覆所
不宣候趣ヲロシヤ申出何とそへ夕裏江漕出
申候所海上壹里程乗出し申候所右傷口より
水入申候よしの所少々風惡敷異人骨折右水
汲立申候へとも騒立候而汲ミ間ニ合かね候
所へ舟段々ニしつミ申候ニ付異人ハ不残ハ
ツテイラニ而逃申候所舟ハ浸ミ切申候而水
中ニ帆柱の頭出る見申候由ニ御座候異人六
七人ニ御座候所西洋舟へ御賴被遊候欤又ハ
西洋より通達致迎船参り候欤ニ御取扱と申
事ニ御座候先ツ漂流人御取扱ニ而下田ニ居
申候去ル九日又々亞墨利加舟壹艘下田江着
アハタムス参り申候趣跡舟着次第願之義申
上候趣ニ御座候
廿五日 朝よりくもり九ツ過より快晴
《割書:四十度》
廿六日 朝より快晴
《割書:三十八度》