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廿一日 朝より快晴むら雲九ツ時俄雨ふる直
《割書:六十八度|》 ニやむ快晴
右異船は下田を十三日ニ出帆致候所風不宜
此邊江参り申候由
当節のもの書付
有さうでないものは 《割書:武家方の貸具足|海防掛りの御了簡》
なさそうで有物は 《割書:權門方の音物|下田の交易》
永續しさうもないものは 《割書:学問所の出席|諸組の調練》
永續さうなものは 《割書:武家方の困窮|異国船の渡来》
出さうで出ぬものは 《割書:弃捐|佃島の大船》
出来さうもなひ物は 《割書:浅くさ見付|講武場》
上りそうで上らぬものは 《割書:江戸市中の御用金|魯西亞の船》
下りさうて下らぬものは 《割書:御貸附金|市中の諸色》
当りそうて当らぬ者は 《割書:大筒の的|囘向院の開帳》
あたるものは 《割書:世上の評判|浅草の開帳》
這入りさうなものは 《割書:さる御養子|おくさま》
這入りさふもないものは 《割書:さるどろばう|二町目の芝居》
丈夫そうで不丈夫のものは 《割書:房相の御壹場|浦賀の大船》
あふないものは 《割書:未練の遠馬|奥山の軽業》
困るものは 《割書:少身者の遠馬|佛具の鋳物師》