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の為に一献の礼を設けられ此外他日の招請に
及ふへからさる事
右者近世の風俗毎時結構に過き諸国上下ハ
財用事足らす候由相聞江候 然則万事に就て
無用の費を減し節倹に従はるへき事当時の
急務たるへく候 依之今度の御祝儀を始て各
其心得あるへく候を以て識定する所に候条宜
被得其旨候様に可被申達候 以上
巳四月
一 五月五日此度御帰国之節も御出殿御通先の儀ニ付左之通
被仰出
一 御通之節侍中参り候共走隠れ申ニ不及候
遠近ニよらす致下座可罷在候
一 御通之節他国他領之早飛脚等急用之者参懸
候ハゝ不指押通し可申候
一 町御通之節亭主隠れ申ニ不及候 見せを下り相
慎可罷在候 女并子供等ハ其儘見せニ罷在候而も不苦候
職有之者共御通とて前方より職相止申し間