Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5330 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5330 - ページ 19

ページ: 19

翻刻

  行傭供母 後漢江革少失父独與母居遭乱負母逃難数遇賊 或欲劫將去革輒【輙は輒の俗字】泣告有老賊不忍殺転客下邳貧 窮裸跣行傭以供母母便身之物莫不畢給  後漢(ごかん)のこうかくはいとけなくしてちゝにおくれひとりはゝとゐたりみたれたる世(よ)に  あふてはゝををいてなんをのがれしば〳〵とうぞくのためになんぎすある時 賊(ぞく)  をひやかして革(かく)をつれ行かんとすかくはゝあることをなげくにぞくも其孝(そのこう)をかんじ  ころすにしのびす其のち下邳(かひ)といふ所にかくれて人にやとはるゝをもて母(はゝ)を養(やしのう)  いろ〳〵にしてみつからはかちはだしにして人につかはるゝといへとも母のやしなひは  かくことなしついに孝を以ててんかにしらる