Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5330 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5330 - ページ 27

ページ: 27

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  臥氷求鯉 晋王祥字休徴早喪母継母朱氏不慈父前数譖之 由是失愛於父母嘗欲食生魚時天寒氷凍祥解衣 臥氷求之氷忽自解双【雙】鯉躍出持帰供母  晋(しん)の王祥(わうしよう)あざなは休徴(きうちよう)はやく母(はゝ)をうしなふけい母(ぼ)朱氏(しゆし)王祥(わうしよう)をいつ  くしまず父(ちゝ)にたび〳〵王祥(わうしよう)は不孝(ふこう)なりといふこれより父(ちゝ)にあいをうしのふ  はゝある冬(ふゆ)にいける魚(うを)を食(しよく)せんといふ時(とき)にてんさむく川〳〵もこほりてうをゝ  得るなし王祥(わうしよう)きぬをときあかはだかにて氷(こほり)のうへに伏(ふ)す氷(こほり)たちまちとけて  ふたつの鯉(こい)を得てはゝに奉(たてまつ)るこの孝心(こうしん)にかんじてけい母(ぼ)の心(こゝろ)もなをり王祥(わうしよう)  をわかうみたる子(こ)のことくにしけるとなり