Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

    同    松井田   弦掛舛成 千金の春にも月の宿かりて横には寝るな宵の一こく   ○ 同    沼田    世詰内侍 春雨のたのみを受し柳樽みとりするめや今朝みえ見えぬらん                春雪連来 見あくれは鞍馬の山の児さくら僧正谷にはなの高さよ                榎分根 手をらんと脇の下より手をやれはくすぐつたいと梅笑ふなり                俵杉成 佐保姫のおいてなされはもろ人の日々に詠る花のかほはせ   ○ 信濃   松本    小麦金鍔 下戸ならはやつとをはらにふたつほと桃のやう〳〵呑し顔はせ                松蘿道 絵にかけるをふなよりなほいたつらに心のうこく夜の梅か香                糸瓜霍丸 法華経のくとくも匂へ軒端なる花の利昼の深き梅か香