翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻16-18 - 翻刻

本草図譜. 巻16-18 - ページ 17

ページ: 17

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【右丁】 一種     蒹(けん)        ひめよし  勢州(せいしう)鈴鹿山(すゝかやま)に  多(おほ)く生(せう)す又/豫州(よしう)  に多(おほ)し此(これ)にて編(あみ)  たる簾(すたれ)を伊豫(いよ)  すたれと云(いふ)名産(めいさん)  なり山野(さんや)に生(せう)ず  根(ね)は細竹(さいちく)に似(に)て  横行(わうこう)し處々(しよしよ)苗(なへ)  を生(せう)す其幹(そのみき)細(ほそ)  く青茅(かりやす)の茎(くき)の  ごとくにて硬(かた)し  直立(ちよくりつ)す葉(は)は淡(たん) 【左丁】  竹(ちく)に似(に)て薄(うす)く柔(やはら)  なり冬月(ふゆ)は皆(みな)粘(かれ)  て春(はる)新苗(しんへう)を生(せう)  ず蘆(ろ)は總名(きうめう)に  て初生(しよせい)を葭(か)と云(いふ)  成長(せいてう)したるを葦(は)  と云(いふ)萩(てき)は總名(さうめう)  にて初生(しよせい)を菼(えん)と  云(いふ)長(てう)するを乱(らん)  と云/長(てう)し極(きはめ)たる  を萑(か)と云(いふ)