翻刻
【右丁】
【右下】
一種 爪桃(さうとう)《割書:灌園草|本【木ヵ】識》 晩紅(はんこう)《割書:同|上》
ほたんひとう 重弁の緋桃にして早晩の二種
あり晩(おそ)き物をほたんひとうと云∴
【左中央】
∴深紅色にして頗(すこふ)る肚(ほ)
丹(たん)【注】の趣(おもむ)きあり賞(しやう)すへし
【上中央】
一種
さらさ
したれ
枝条下垂
して花は源
平と同し
【左丁】
緋桃(ひとう)《割書:集解|通名》
胭脂桃(ゑんしとう)
《割書:汝南圃史》
枝条並ひに嫩(わか)
葉紅色花単弁
深紅にして小なり
【右下】
一種 八重緋桃 枝条 緋桃(ひとう)と
同く花 重弁(やえ)
深紅なり
【注 「肚丹(ほたん)」は「牡丹」ヵ。国立公文書館デジタルアーカイブでは「牡丹」(『本草図譜巻之61・62』コマ40 https://www.digital.archives.go.jp/img/4676196)。「肚」と「牡」については『本草図譜. 巻55-57』コマ42にも同様の記載有(注①参照)。】