翻刻
かぢわら
ふしは秀ひら
かもてなしにて
みちのくのめい
しよのこりなく
一けんしもはや
日か□もかさなりければ
人〳〵にいとまをこいかまくらへ
かへるときにへんしう
かまくらの御ぜんむきは
われらよいよふに申なれ
どよしつね公のみうちに
おゐてきこうは座がしらかぶ
のことだからそれなり けりに
もしにくいによつて
御しうきは千年きこう
はころもかはへじゆすいあつて
こじんになられしと万八を
いふてせうこのために七つどうぐ
を
われ
らぢ
さんいたす
さんたん
【右頁下】
おみやげ
のしな〳〵はみちのくの
しのぶずり なんぶの
かたくり
まつまへのおつ
とせい金くは
ざんのきんこ
これはあとから
ふなまわして
つかはしませう
何から何まで
のこる所はない
とんだつうだぞ
【右頁上の続き】
しかし
ころも川
さいつち
はかりなかれ
けりと申
こ度もあれは
さいづちは
のこしおき
のこりの
とうくを
もつ
て
ゆき
なには
よろしう
はからいませう