翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

通増安宅関 2巻 - 翻刻

通増安宅関 2巻 - ページ 14

ページ: 14

翻刻

かぢわら ふしは秀ひら かもてなしにて みちのくのめい しよのこりなく 一けんしもはや 日か□もかさなりければ 人〳〵にいとまをこいかまくらへ かへるときにへんしう かまくらの御ぜんむきは われらよいよふに申なれ どよしつね公のみうちに おゐてきこうは座がしらかぶ のことだからそれなり けりに もしにくいによつて 御しうきは千年きこう はころもかはへじゆすいあつて こじんになられしと万八を いふてせうこのために七つどうぐ を われ らぢ さんいたす さんたん 【右頁下】 おみやげ のしな〳〵はみちのくの しのぶずり なんぶの かたくり まつまへのおつ とせい金くは ざんのきんこ これはあとから ふなまわして つかはしませう 何から何まで のこる所はない とんだつうだぞ 【右頁上の続き】 しかし ころも川 さいつち はかりなかれ けりと申 こ度もあれは さいづちは のこしおき のこりの とうくを もつ て ゆき なには よろしう はからいませう