翻刻
一開山堂 七間四面 右同所
但ニ御堂御焼失之日ゟ四日ふりニ素立いたし
瓦畳立具等迄夫〻成就類焼之日ゟ
十八日ふりに仮り堂成就仕候由
一御真影様を初メ其外御宝物等少も
御焼失無御坐且上人様御前様御姫様
其外御怪我等無御坐との事
一出火之節は上人様伏見え御立除被遊其後
大谷御坊へ御移被遊夫ゟキコク御屋敷ニ
仮り之御居間漸十畳敷え御住居被遊之由
一御本山色〻焼金具小山之ことく拾ひ寄せ
有之を方〻入札ニて代三千貫目ニは所望之
人有之候得共御払ニ相成不申との事
一同申四月廿ニ日延寿寺御院主様京都ゟ御帰寺
被遊候而右御本山御焼失ニ付御寄附御志のため
御院家様御出体被成候
一同申四五両月ニかけ御国中真宗寺〻御誓判ニ
御上京被成候
一同申年春以来両勝之年故年中諸作極〻