みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

後見笑 - 翻刻

後見笑 - ページ 48

ページ: 48

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 等有之との噂いたす事也 一同戌十一月十三日前〻記置上岩原村勝右衛門  熊府井手の口ニおひて刎首被仰付候  寔以若気とは云なから無分別より親  兄弟の泪のたねとそなりけり 一同戌十二月廿七日之晩山鹿手永椿井村  正泉寺御堂焼失幷くり隠宅其外  少も不残一時の煙りとなりけり尤御堂  渡戸之上より火おこりいか様天火といへる  なるかと取〻評判いたす事也 一寛政三年亥正月十九日晩上岩原村  田代大工宇助娘生年四才ニて焼死いたし  同日夕飯の汁湯たきり居候を打かぶり  即死いたし扨〻無念の事ニ候少年の養育  は其親の心得有度事共也 一同亥正月廿九日之晩熊本本明寺本堂  焼失いたし兼日きれひニて何一ツの塵りみたり  もなき所に出火有之希稀の噂迄なり定テ  天火歟といへる尤十六間四面之御堂也 一同年亥二月当所扇田下ケ名横山殿御配地之内  伊三次抱高之内ニて歌舞妓芝居有之尤高場  役者ニて二月十九日ニ入込三月十日迄ニて仕舞ニ成り大当り