翻刻
大地震末代噺種
扇屋
ざしき
の図
○新町東《ルビ:扇屋|あうぎ》のざしき
崩るその近辺損じ多し
○阿波座戸屋町小間もの
だな西角大ゆがみ夫より
少し西北側の人家七八
けん大くづれ夫より半丁
西の角やしき両かわ家
廿五軒大くづれ夫より
少し西北東角人家十
軒ばかり崩る
【下段】
○永代浜大土蔵崩れる
○京町堀羽子板ばし北詰
西角浜がわ人家三げん
くづれ出火と相成《ルビ:即座|そくざ》に
火しづまる
手
あや
まち
の図
○同両こくばし筋《ルビ:籠|かご》屋
町西南角間口十六間
ばかり崩れ手過ちあり
《ルビ:早速|さつそく》火しづまる
○同紀伊国ばし南詰西
江入所両三軒大崩れ