翻刻
凡うき世の容(さま)お
見るに深川仲丁
やぐら下の辺(あたり)は
前年の地震
火災(くはじ)にこり
野原のごとく
なりしが
仮宅の
家並(やなみ)
美〻
しく
雅衆(がこら)
の往来(ゆきし)
たまるとき
なし其上
不動尊(ふどうそん)坊
開帳に御礼
弥増(いやまし)のくんじゆ
となり針(はり)を
立る地もなし
げにも大江戸の
はんぜう
おは後(のち)の世
の為にかくは
しる?し
はべるなり
【図中】
大黒屋仮宅
大黒屋仮宅
信濃屋
信濃屋
しみのや
信善
しなのや
出堤?屋
□□□
当ヤ?