翻刻
【右丁】
●あかゞり
五月五日早朝ニ苦(にが)ナ(な)を摘(ツミ)汁ヲもみ出し出来ル処へ付ル
●疱瘡澑り薬
タマリ穴何程ニ深クとも鶏子の白ミヲ落シ入べし
●魚目
餅米ヲ嚙ミて付べし
咒【朱】「濟」●夜歩行の時咒
左ノ手或ハ右手の中指ニテ手の内ニ我是鬼ノ三字ヲ書テ
此手ヲ固ク握リテ行べし自然ニ恐ルヽ事なし
●飢ヲしのぐ傳
黄石公張良ニ傳ニ曰 仙粉三匁ヲ五年酒ニ浸シ干又浸テハ干
酒壱升ヲ浸シツクス
【左丁】
壽延 人参各壱匁ツヽ混合丸シ米粉ヲ以て衣とし
能干堅メ用ユ壱ツ腹すれば二三日飢ス氣力常よりも
勇力大ニ増然トモ毎日一丸ヲ服して可也仙蕎麦粉 寿
𫟀米是秘事也
「濟」 ●鶏鳴吉凶法
黄昏ニ鳴ハ大ニ吉事初夜ニハ悪事夜四ツ時ハ妨ケ也
雌時ヲつくらハ其家亡婦人家乱べし
●絹布江どふさ不引して書法
しやうがのしぼり汁又ハ糯米の粉ヲ入テ墨スリ書べし
●生蝋ヲ遣よふ
生蝋解シ時焼塩少シ入べし急ニ不固して繪よふ等
【「濟」は黒角印】